そんなことはどうでもよくってよ

そんなことはどうでもよくってよ

樸(あらき)とはどういう感じなんだろう・・?

青娥

さあさあ、お勉強の時間ですわよ~
うがー!勉強は嫌いなのじゃあ!

布都ちゃん

全く、うるさいったらありゃしないぞ!

芳香

青娥

まぁまぁ芳香ちゃん。もしかしたら勉強っていう言い方がいけないのかもね。
分かったのじゃ。素直に勉強するのじゃ・・

布都ちゃん

青娥

なんかテンション下がってるけど、まあいいか。今日やるのはこれよ~。
今日学ぶこと!
「樸」について考える
こ、この字は何なのじゃ・・読めないのじゃ・・

布都ちゃん

青娥

「樸」っていう字はね(あらき)とか(ぼく)って読んだりするわ。
ほうほう、初めて知ったのじゃ。

布都ちゃん

青娥

でもそんなことどうでもよくってよ。
え、どうでもいいのですか?我はそうは思わないのですが・・

布都ちゃん

知ってて損はないけど、言葉を覚えるよりは考えとかを覚えて欲しいんだと思うよ。

芳香

分かったのじゃ。青娥殿、続けてくだされ。

布都ちゃん

青娥

続けるわね。この「樸」という字だけど漢字そのものはどういう意味だと思う?
そうですな、「木」が使われているので、「木」に関係する意味かと思います。

布都ちゃん

青娥

流石布都ちゃん!お手本のような答えだわ!
あはは、なんだか照れるのじゃ・・

布都ちゃん

布都、まだ授業は始まったばかりだぞ・・

芳香

青娥

「樸」の左は「木」じゃあ右側は?
分かりません・・

布都ちゃん

諦めるの早っ!!

芳香

青娥

素直でよろしい・・。これはね「茂み」とか「うっそうと茂る」という意味があるの。
となると「茂みの中にある木」という感じの意味になるんですか?

布都ちゃん

青娥

その通り。そういう意味になるわ。
なんだかそれって微妙ですよね。だって「茂みの中にある木」なんて誰も注目しないですよね?

布都ちゃん

確かに華はないかもな。でも注目されないってことは、自由に成長できるって考え方もできないかい?

芳香

青娥

芳香ちゃんの言う通り。注目される木なら、とっくに伐採されて、材木として加工されちゃうよね。
た、確かに・・

布都ちゃん

その「木」が成長していけば、大きくなって誰かの雨宿りに役に立つかもしれない。

芳香

ある時は木陰になって誰かに安らぎを与えるかもしれない。そういった可能性があるよって話。

芳香

青娥

この話は人にも当てまるの。その人が持っている「素朴」な良いところを伸ばしていけばきっといいものになるって話。
ぐぅー、ぐぅー・・

布都ちゃん

ね、寝てるよ、この子・・。

芳香

青娥

難しい話はやっぱりダメよね。分かりやすくが一番だもの・・。
ぷは!あ、我、何を考えてたんだ?

布都ちゃん

青娥

おはよう、布都ちゃん。よく眠れた?
せ、青娥殿すみません。寝てしまいました。

布都ちゃん

青娥

素直でよろしい!布都ちゃん、お勉強はもうおしまい。遊びに行ってらっしゃい。
わーい!遊び大好きなのじゃ!行ってきまーす!

布都ちゃん

青娥

さっきまで寝てたのがウソみたいに飛び出して行ったわね・・。
青娥、教えなくても彼女分かってるじゃん、「樸」のこと。

芳香

青娥

その通りね。本当は教える必要なんて無いのよね、何事も。
ありのままが一番ってやつだね。

芳香

まとめ
「樸」とは何も加工のされていない木のこと。下手に何かしようとすると本来もっている良さを失ったりする可能性がある。ありのままが大事なこともあるという話。