見よう見ようとして、見えるもの

見よう見ようとして、見えるもの

豪族の皆で観光旅行に来ているようです。でもなんだか疲れてるみたい・・?
あれ見て、これ見てそれも見て、なんだか疲れてきたのじゃ・・。

布都ちゃん

太子

あら、どうしたの布都。なんだか疲れた顔してるよ。
太子様。あれもこれも見っぱなしで疲れてしまったのじゃ・・。

布都ちゃん

太子

あはは、なんだか布都の気持ち分かるよ。

スケジュールが決まってるとなんだか忙しい感じだよね。

まぁ、色々見て回れるのはいいのですが、

マイペースではいられませんね。

布都ちゃん

太子

それがいいと言う人も多いのですよ。世の中のほどんどの人は仕事をしていて、土日しか時間がないのが普通ですし。
我みたいに365日自由人なんて人はいないのですね・・。

布都ちゃん

太子

それ言ったら幻想郷の結構な数のキャラがそうなんですけどね・・。
太子様も自由人ですよね・・?

布都ちゃん

太子

そこ、ツッコまないように・・。
それからそれから・・・
そういえば屠自古とこころはツアーに来ませんでしたね・・。

布都ちゃん

太子

屠自古は自由が好きだからね。押し付けられたモノは苦手なんだよ。
そうだったんですね。じゃあこころは・・?

布都ちゃん

太子

全く分かりません。フツー来るんだけどなぁ・・

太子

って、あ、今日って食べ放題フェアの日だっけ!?
あああああ!!こころ殿ォォ!!

布都ちゃん

こころ

へっくしょん!!
最近寒いから温かくしないとだぞ、こころ。

屠自古

こころ

いや、これ多分だれか私の噂してると思う。
あー、ケーキおいしー。ってんなわけないだろ?

屠自古

太子

ケーキ、月に一度の私の楽しみが・・。
あああああ!!くやじいいいいい!!

布都ちゃん

太子

布都、いつまでも悔しがっていてはいけません。

私達は私達なりに楽しむべきです。

太子様!分かったのじゃ!

布都ちゃん

そうは言ってもね・・・

太子

疲れた。もう帰りたい・・
ぬぉ・・。満身創痍なのじゃ・・。

布都ちゃん

青娥

まーったく、お二方は落ち着きがありませんねぇ・・。
ホントだな。ちったあ静かに眺めたりするのもいいもんだぞ。

芳香

太子

うぅ・・。二人に注意されるなんて・・。私はまだまだ未熟だ・・。
いや、未熟とかどうでもいいんだけどさ、伝えたい事があってね。

芳香

芳香殿、もしかしてお土産の話ですかの!?(ワクワク)

布都ちゃん

ちげーよ!!なんで土産の話をしなきゃならんのよ!!

芳香

太子

すまないね芳香。んで話したい事って何ですか?
簡単に言うとさ、見よう見ようって思ったものは案外見れていないってこと。

芳香

え、どういうことですか?

見ようとすればちゃんと見ているではないですか。

布都ちゃん

例えばの話をしよう。トンネルを中を車で走っていたとしようか。

芳香

 

太子

はい、そういうことにしておきます。
トンネルの中は真っ暗だし、運転に集中しなきゃだよね。

それでトンネルもいよいよ出口になったとする。

芳香

出口を出た。そしたらこんな景色が広がっていたんだ。

芳香

 

さあ、どんな気持ちになると思う?

芳香

太子

驚きの気持ちでしょうか?
我は綺麗だなーって思います!

布都ちゃん

その通り。確かに感想って普段と変わらないかもしれない。でもね・・

芳香

ポイントはこの景色は偶然見れたものだってこと。つまり思ったこと全てはありのままの心の感想と考えることはできないかい?

芳香

太子

確かに、ツアーだと見るものが決まっているから、そういった偶然見れた!なんてのは少ないですね。
思いもしなかった景色とかに出会えると自分の心の本音が聞けるってことですか・・?

布都ちゃん

そうだね。見ようってよりも、「ボーっとしてなんか見えて、あ、楽しいね」ってくらいで楽しむのが一番さ。

芳香

青娥

フフフ、なんだか芳香ちゃんらしい言葉ね。
それじゃあボーっとしてみることにします!

布都ちゃん

太子

そうだね、私も早速やってみよう!
あまりボーっとしてるとバスの出発忘れるから気を付けてな。

容赦なく置いて行くからね。(ニッコリ)

芳香

青娥

それじゃあ結局ボーっとしていいのか分からないですわよ・・。
まとめ?
偶然出会えた景色を大切に。心の本音を知ることができるかも・・。